IELTSを認定している機関は世界中に11,000以上あり、IELTSは教育や移住のための英語能力判定試験としてグローバルに認知されています。

米国やオーストラリアの大学、学校、雇用主、移民局、専門機関などのIELTS認定機関が増加しています。受験者の英語力を正確・有効・確実に示すものとしてIELTSを信頼し、評価していることの証です。

最近では日本国内の大学・大学院の入試条件や、国内の就職の場合にもIELTSが認められ、多くの高校生や社会人がIELTSを受験しています。

大学、学校、雇用主、移民局、専門機関などはそれぞれ独自の基準で必要最低限のバンドスコアを設定しています。自分の希望する団体・機関が求めているバンドスコアをチェックしましょう。

必要なバンドスコアはどうやって決められている?

IELTSエントリースコアとは、IELTSの試験で、ある団体/機関に受け入れられるために必要な最低得点のことです。IELTSのエントリースコアには、「一律」という決まりはありません。

移民局や教育機関にはそれぞれ独自の基準があり、それに従ってエントリースコアが設定されます。多くの場合、入学希望者が達成したい成果によって決定されます。

例えば、イギリスのある大学では、上級英文科のコースに合格するために必要な能力を確保するため、入学時のスコアを高く設定することがあります。同じ大学でも、会計士など他のコースでは低いエントリースコアで入学を許可している場合があります。

つまり大学や専門機関などはそれぞれ独自の基準で必要最低限のバンドスコアを設定しているということです。

移住に必要なバンドスコアとは

IELTSは、オーストラリア、イギリス、カナダ、ニュージーランドの4カ国すべての政府が移住のために認めている唯一の英語能力試験です。必要最低得点は随時変更されます。最新の情報は各国の移民局ホームページを必ずチェックしましょう。また、移住プログラムによっては、より高いスコアに対してボーナスポイントを提供するものもあります。

それでは、人気のある移住先のIELTSの最低点数を見てみましょう。

▶オーストラリア

オーストラリアへの移住のためのIELTSエントリースコアの最低点は4.5です。

▶イギリス

イギリスへの移住に必要なIELTSの最低得点は、4.0から7.0です。

▶カナダ

Federal Skilled Worker Programme(連邦技能労働者プログラム)のCanadian Express EntryにおけるIELTSの最低得点は6.0点です。

▶ニュージーランド

ニュージーランドへの移住に必要なIELTSの最低得点は3.5点です。

留学に必要なバンドスコアとは

さきほども説明した通り、大学・大学院は学部やコースによってもそれぞれ独自に必要なバンドスコアを設定しています。自分の目指す学校の最新の入試要項を必ずチェックしてください。

ここでは、イギリスとオーストラリアのトップクラスの大学で受け入れられている一般的なスコアをまとめました。

▶オーストラリア

オーストラリア国立大学 ---------- 6.5

キャンベラ大学 ---------- 6.0

UNSWシドニー大学 ---------- 6.5

ウーロンゴン大学 ---------- 6.0

クイーンズランド工科大学 ---------- 6.5

ボンド大学 ---------- 6.0

▶英国

オックスフォード大学 ---------- 7.0 (UG*), 7.5 (PG*)

ケンブリッジ大学 ---------- 7.0 (UG)、7.0 (PG)

ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス ---------- 7.0 (UG)、7.5 (PG)

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン ---------- 6.5 (UG)、6.5 (PG)

エジンバラ大学 ---------- 6.5 (UG)、6.5 (PG)

マンチェスター大学 ---------- 6.0 (UG)、7.5 (PG)

*UG:学部課程、PG:大学院課程