IELTS by IDPの公式アプリができました! 今すぐダウンロード▶
サクセスストーリーでは、IELTSが仕事や勉強、移住などの目標達成にどのように役立ったかを知ることができます。過去にIELTSを受験した人たちがどのような準備をしたか、テスト当日にベストなパフォーマンスを発揮するために役立ったこと、ヒントやアドバイスなど、テストの体験談をご紹介します。
◆片淵さん:獨協大学→Carroll College(アメリカ)へ留学
留学のきっかけと決意した理由
違う言語でコミュニケーションをとれる喜びが原動力
小さい頃からアメリカに対して漠然とした憧れを持って育ってきましたが、英語に興味を持ち出したのは小学校の英語の授業でALTの先生とゲームをしながら英語でコミュニケーションがとれたことがきっかけです。しかし、その後の修学旅行でオーストラリアとシンガポールに行ったときにまったく英語が通じず、この上ない悔しさを感じて留学を決意しました。
留学をするためにJSAF(日本スタディ・アブロード・ファンデーション)でカウンセリングを受けるときには、自分が留学先に求めることのリストを作っていきました。それは、日本人がいないこと・規模が小さい大学であること・勉強に安心して集中できる環境であること・アウトドアが楽しめるような場所であることなどです。
絶対に後悔したくないという思いで希望を伝えたところ、Carroll Collegeへの留学を進められました。最初のJSAF(日本スタディ・アブロード・ファンデーション)派遣生ということもあって、すぐにCarroll Collegeへの留学を決定したのを覚えています。
IELTSを初めて受検した時期と結果
1年留学した後に初受検、7.0のスコア
IELTSは私が苦手としているブリティッシュ・イングリッシュがメインだから点数が取れないだろうと思っていたのですが、大学院に有利ということと1年間頑張った留学でついた力を信じて受けることを決意して受検したところ、7.0というよい結果を得ることができました。
苦手だったブリティッシュ・イングリッシュ、オーストラリアンアクセントも気にならなくなっており、緊張せずに受検できたことがよい結果につながったのかもしれません。留学した成果を感じることができました
IELTSスコアアップのポイント
最大限に英語を吸収する
ネイティブ教授の英語授業を選んで積極的に出席
教授の眼の前の席で積極的に発言
留学中は間違った英語をみんなに正してもらう
常にこの3つを意識して生活を送っていたため、英語を吸収する量を最大限保てていたことが高スコアにつながったと感じています。
留学を目指す方に一言
自分が学びたいことを自分が探し出した大学で学ぶ
留学は楽しいことばかりではなく、辛いことがある場合もあるでしょう。でも、そういうときが頑張りどきだと私は思っています。辛いことを乗り越えれば、人は大きく成長できるからです。
自分が学びたいことを自分が探し出した大学で学ぶことが重要です。自分の意思がそこになければ、留学を成功させることはできません。充実した留学生活を送れるようにするためにも、授業やコミュニケーションの基礎を作ってくれるIELTSを勉強・受験し自信を持った状態で留学に臨んでみてください。
※このページはこちらの記事を元に制作されました。
◆西脇さん:横浜市立大学→King’s College London(イギリス)へ留学
留学のきっかけと決意した理由
安くない金額・短くない期間を過ごすのだから、それなりの覚悟を持って
グローバルに変わっていく世の中を感じていたとき、たまたま大学の国際ボランティアでアイスランドの農家に手伝いにいく体験をしました。世界中から集まった参加者から聞かれたのが、「あなたの専攻は何?」という一言です。
日本ではあまり交わされることのない質問でしたが、帰国後その質問の理由を考えてみたところ、「勉強することに一生懸命で、誇りを持っているからではないか」という考えが浮かびました。そこから留学への興味を初めて持つようになりました。
そして、自身の専攻である地理学で充実しているカリキュラムがあるKing’s College Londonで誇りを持てるほど一生懸命に勉強したいと考えるようになったのです。「なぜ自分が留学したいのか、留学する必要があるのか」を何度も自問自答しました。安くない金額、短くない期間を外国で過ごすわけですから、それなりの覚悟を持って留学したいという思いで決断しました。
IELTSを初めて受検した時期と結果
2014年の10月、6.0のスコア
2カ月くらいの勉強をして6.0のスコアを取ることができましたが、おそらく最初は4.5程度のレベルだったと思います。スピーキングで面接官と1対1で話し合いをするため、非常に緊張しました。また、ライティングでは3時間ほぼ休憩なしでの試験となるので、日頃の勉強で集中力を鍛えていないと厳しいと感じたのを覚えています。
IELTSスコアアップのポイント
活用できるものすべてを活用して
過去問を5回実施
毎回リスニングをする度にシャドーイングを3回実施
(自分は独学でしたが)ネイティブとの会話を増やす、学内の講座を受けるなどリソースをフル活用すべき
King’s College Londonへ留学する前に2回受検、2回目で7.0を取得。リーディングはもともと得意だったので留学前の時点で8.0、留学後は8.5までスコアを伸ばしました。ライティング・スピーキングについては発音や語法を学ぶのに独学では限界があります。活用できるものすべてを活用して、勉強することをおすすめします。
留学先でIELTSの勉強が役立った場面
少ない語数でいかに要点を伝えるか
エッセイ
あらゆる場面で短時間で要旨を理解する力
Introduction Body Conclusionというライティング構成のやり方がエッセイを書くときに役立ちました。IELTSのパート1では150字、パート2で250字と少ない語数で自分の意見をまとめるため、いかに要点を伝えるかという訓練になりました。また、イギリスに来ている留学生はほとんどIELTSを受けているので話のネタにもなります。
留学を目指す方に一言
かけがえのない経験への一歩を
私はKing’s College Londonに1年留学して帰国し、翌年にUniversity College LondonのMaster of Science課程に進むため再度ロンドンへ留学する予定です。留学を決めたときと同じく、自分のやりたいことをとことんまで突き詰めて辛さ・楽しさを味わいたいと思っています。
もし留学を迷っている人がいて、学びたいことが海外にしかないならすぐに決意することをおすすめします。一生懸命学んでいく中で素晴らしい友人やこれまでにない経験を積むことができるからです。ぜひかけがえのない経験への一歩を踏み出してみてください。
※このページはこちらの記事を元に制作されました。
◆宮本さん:青山学院大学→Cornell University(アメリカ)へ留学
留学のきっかけと決意した理由
世界トップレベルの環境に身を置き、自分の世界を広げたい
中学生のときの父との会話で、アメリカのアイビーリーグという存在を知りました。当時、日本のことしか知らなかった私は、世界的に活躍する企業経営者や大統領、ノーベル賞の受賞者などの出身校であるアイビーリーグを知り、そこに身を置いてみたいという強い興味を持ったのがきっかけです。
IELTSを初めて受検した時期と結果
大学1年生の7月、6.0のスコア
6.0のスコアはとれたものの、時間がなくてライティングの文字数が埋められないような状況でした。また、試験官と1対1で会話するスピーキングでは「Do you like rain?」と想定していないような質問をされ、どのように返せばいいのか慌ててしまい、困った記憶があります。
IELTSスコアアップのポイント
問題数をこなすうちに答えのポイントがわかる
多くの問題を解く
書き方のテンプレートを作る
うまい人のライティングを写して勉強
ネイティブの先生に添削してもらう
オンライン英会話、大学のネイティブと会話を重ねる
間違っていたら必ず指摘してもらう
問題数をこなす理由としては、数をこなしていくうちに答えのポイントがわかる段階が訪れるから。そこから一気にスコアアップが可能になります。
留学先でIELTSの勉強が役立った場面
世界トップレベルのネイティブな学生と同じ水準を求められる
レポート
レクチャー
ディスカッション
帰国子女でもなければ短期留学の経験もない、留学が初めての私でもIELTSの勉強をしていたおかげで現地の授業についていくことができました。私ともう1人のJSAF(日本スタディ・アブロード・ファンデーション)派遣生以外に派遣留学生がいなかったため、ネイティブかつ世界トップレベルの学生と同じ水準を求められるという過酷な状況。しかし、IELTSの勉強をしていたおかげで充実した留学生活を送れたのです。
日本の受験英語だけであれば、内容の理解はおろか、リスニングにも苦労するような状態だったと思います。その点IELTSはリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングで試験が構成されていること、そして留学先の授業で出てくるような学問的な内容が含まれているため、英語の基礎をしっかり学べ、実践的な使い方ができました。
留学先でIELTSの勉強が役立った場面
世界トップレベルのネイティブな学生と同じ水準を求められる
レポート
レクチャー
ディスカッション
帰国子女でもなければ短期留学の経験もない、留学が初めての私でもIELTSの勉強をしていたおかげで現地の授業についていくことができました。私ともう1人のJSAF(日本スタディ・アブロード・ファンデーション)派遣生以外に派遣留学生がいなかったため、ネイティブかつ世界トップレベルの学生と同じ水準を求められるという過酷な状況。しかし、IELTSの勉強をしていたおかげで充実した留学生活を送れたのです。
日本の受験英語だけであれば、内容の理解はおろか、リスニングにも苦労するような状態だったと思います。その点IELTSはリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングで試験が構成されていること、そして留学先の授業で出てくるような学問的な内容が含まれているため、英語の基礎をしっかり学べ、実践的な使い方ができました。
留学を目指す方に一言
留学してよかったと言える日は必ず訪れる
社会人になってからもっと勉強しておけばよかったと後悔することのないよう、存分に自分のやりたいことを追求し、楽しんでください。自分が選択した国・学校で自分のやりたいことをするチャンスはそうあるものではありません。
私は留学先での勉強のおかげで短期間でゾーンに入る感覚を身につけ、それが大きな財産となりました。留学してよかったと言える日は必ず訪れます。かけがえのない体験をするためにも、人と比べず、自分を信じて頑張ってください。
※このページはこちらの記事を元に制作されました。
よくある質問
アカデミックテストとジェネラル・トレーニングテストの受験料は同じです。受験料については、最寄りのテストセンターにお問い合わせください。受験料:26,400円(コンピューター形式)、25,380円(ペーパー形式)です。
IELTSテストの再受験に回数制限はありません。IELTSの再受験にのぞむ前に、改めて準備を整えておくことをお勧めします。テストセンターの中には、準備コースや英語クラスを提供しているところもあります。詳しくは、お近くのテストセンターにお問い合わせください。
教育機関で希望するコースに入るためには、IELTSが必要な場合があります。また、多くの国で移住審査の一環として使用されています。IELTSテストを受験しなければならない理由や必要なスコアを知りたい場合は、願書を提出する教育機関にお問い合わせください。
ネイティブスピーカーがIELTSテストを受ける必要があるかどうかなど、詳しい情報を提供してくれます。英語が母国語であっても、テストの準備は必要です。
留学に必要なバンドスコアは、IELTSではなく、出願先の教育機関が設定しています。
入学に必要なスコアは、申し込む教育機関やコースによって異なる場合があります。希望のコースに入学するために必要なバンドスコアについては、IELTS認定機関を探すページで確認するか、教育機関まで直接お問い合わせください。
移住に必要なバンドスコアは、国によって異なります。IELTS認定機関を探すページで、必要とされるバンドスコアを確認してください。
IELTSサクセスストーリー
IELTSがグローバルなキャリアの形成にどのように役立ったかなど、様々な受験者のサクセスストーリーをまとめたものです。