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IELTS ジェネラル・トレーニングの試験は、アカデミックに比べると受験者が少なく、対策本もあまり出ていないため試験対策自体に苦戦されている方も少なくありません。そこで、IDPでは2024年3月、初めての開催となるジェネラル・トレーニング試験対策セミナーを実施しました!

講師を務めたkohei先生は、語学学校 DEVELOPの講師でIELTS指導歴8年以上、中学生から50代まで300人以上の生徒さんにマンツーマンで指導をしてきたIELTS対策のスペシャリストです。ジェネラル・トレーニングの試験でみなさんがつまづきやすいポイントや対策についてkohei先生にお話いただきました。

※本記事は2024年3月13日のオンラインセミナーを元に作成しています。

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ジェネラル・トレーニングとアカデミックは何が違う?

まず、ジェネラル・トレーニングは移民目的で受験する方が多いです。一方、アカデミックは大学進学や留学を目的に受験されます。

ジェネラル・トレーニングは、日常生活やビジネス、アカデミックなど幅広いトピックが扱われるため、学術的な内容のみのアカデミックの試験よりも比較的読みやすい話題が多いと言われています。

ただ気を付けていただきたいのは、ジェネラル・トレーニングとアカデミックではバンドスコア取得に必要な正解数も違うということです。

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例えば、リーディングで6.0を狙う場合、ジェネラル・トレーニングのバンドスコア取得に必要とされる正解数は、40問のうち、30~31問。23~26問の正解で6.0を取れるアカデミックと比較すると、7問ほど多くなります。

ジェネラル・トレーニングの対策ポイント【リーディング編】

リーディングは、アカデミックに比べて必要な正解数も多いため、鬼門と言われています。ポイントになるのは、目標スコアに必要な正解数を、効率よく稼いでいくことです。Section 1~3のうち、Section3は難易度が高く正解率を上げるのが難しいという方も多いので、私はSection1,2でなるべく正解を稼ぐことをおすすめしています。

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ジェネラル・トレーニングの対策ポイント、特にSection1,2の攻略ポイントを解説していきます。

【リーディング攻略のポイント】

  • Section1「情報マッチングの問題」はパラグラフから読む

  • Section1「True / Falese / Not Given問題 」ではまず設問を把握

  • Section2「空所補充問題」は言い換え表現に注意


Section1「情報マッチングの問題」はパラグラフから読む

こちらの問題を例に、解き方を考えていきます。

よくありがちなのが、まずは解答の選択肢を見て、A~Eの内容を1つずつ確認していく方法ですが、これだと時間がかかりがちです。そこで私が推奨するのは、本文A~Eを起点にすること。まずAを読んだら、概要する選択肢はないか? と見ていきます。

リーディングは60分という限られた時間の中で問題を解いていく必要があります。ご自身にとって、できるだけ時間のロスを避けつつ、成果率を上げられる戦略を練って望みましょう。

また、「NB You may use any letter more than once」と書かれている場合は、答えが重複する可能性があるということなので注意が必要です。ちなみに、私の経験上で言うとこの記載があるときは、ほぼ重複が発生しています。


Section1「True / Falese / Not Given問題 」ではまず設問を把握

では、次はこの問題を例に考えてみましょう。

Section1で出てくる「True / Falese / Not Given問題 」は、設問の順番通りに問題が出てきます。Question1を読んだら、その答えを探して、冒頭のパラグラフから読み進めていくと、該当箇所が見つかるはずです。該当の箇所が見つからない場合は読み飛ばしている可能性があるので、設問を意識した上で読み進めていきましょう。

IELTSの問題は、文章全体をくまなく把握していないと解けない問題はありません。全てを完璧に理解する必要はなく、設問の答えを見つけられたらOK。その方が時間短縮にもつながります。

また、FalseとNot Givenで迷われる方がいますが、Falseの場合は、文章内でFalseだと言及しています。一方、Not Givenの場合は、文章内の情報では判断できないことが多いです。しかしながら、FalseとNot Givenの見極めはきわどい部分もありますので、どうしても迷うことがあればあまり時間をかけすぎず解答し、残りの問題で正解率を上げていくのがよいかと思います。


Section2「空所補充問題」は言い換え表現に注意

こちらの問題を例に考えてみましょう。

Section2でよく出る「空所補充問題」は設問の順番通りに解いていきます。ここでポイントになるのが、言い換え表現に注目することです。パラグラフ内と設問で、同じ意味のことを違う表現で言い換えているところを探してみてください。設問の意味がわかって、言い換えられている表現に気づければ、スムーズに解答できると思います。

文章の内容自体が難しすぎるという相談を受けることもありますが、Section2も設問の意味、本文内の該当箇所を見つけ出すための情報を得られれば十分なので、全てを読み込んで時間を費やす必要はありません。

また、「No more than two words(2語以内で答える)」など回答にワード数の指定がある場合があります。指定数を満たさないと不正解になってしまうので、この点は、回答前に必ず確認しておきましょう。

Section1~2では、全27問を解くことになります。6.0を目指している方は、25以上を正解する気持ちで臨むとよいかと思います。私個人的には、対策はまずはSecion1~2で25以上をとれることを目指し、ある程度、正解率が高くなってきたタイミングで、Section3の対策に移行するのがおすすめです。

ジェネラル・トレーニングの対策ポイント【ライティング編】

次は、ライティングTask1のサンプル問題をご覧ください。

ジェネラル・トレーニングのライティングのポイントは2つあります。

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Point1: ライティングは型から攻める!

ジェネラル・トレーニングのライティング Task1は手紙形式なので、英語で書く手紙の型を知っておくことが大事です。

例えば、このような感じです。

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型を知っていることで、大きく脱線せずにライティングを仕上げることができます。


Point2: アイデア出しのトレーニングを繰り返して慣れよう!

続いて、Task2のサンプル問題を見てみましょう。Task2は、自分の意見を書く問題です。

ライティングでは「何を書いたら良いのかわからない」という方もいます。英語力の前にアイデアを出す力が足りず、苦戦してしまうのです。試験の限られた時間の中でアイデアをパッと思いつくには、とにかくトレーニングをすること。問題集で数をこなして、アイデアを出す力を鍛えることが重要です。

Task2のほうが難易度、配点も上がるので、Task1を早めに書き上げ、Task2に時間をかけることをおすすめします。

上記問題のサンプル解答はこちらから見ることができます。

この記事を書いた人

Develop Kohei先生

General traning - Japan
  • IELTS OA 8.0

  • IELTS指導歴7年以上

  • マンツーマンで250人以上の日本人を指導

  • 中学生から50代までの老若男女を幅広く指導

  • 中学生、高校生、大学生、医師、看護師、美容師、弁護士、マッサージ師、MBA取得目標者などをサポート

IELTSを検討中の方へ

Kohei先生のTIPSはいかがでしたか。IDPでは、毎月IELTSに関する無料セミナーを開催しています。IELTSについて知りたい! 効率よくIELTS対策をしたい! という方にはおすすめです。また、IDPでIELTSを受験される方限定の特典もありますので、IELTS受験をお考えの方はぜひIDPからお申込みください。