佼成学園中学校・高等学校(所在地:東京都杉並区、学校長:青木 謙介)が、IDPによる日本での初めての「IELTS推進校」に認定されました。
日本初のIELTS推進校の認定証書を青木謙介校長に進呈するIDPの事業開発統括責任者の市川智子

佼成学園中学校・高等学校では2021年に「グローバルコース」が開設され、ネイティブ教師によるオールイングリッシュの授業を基本に、国内外の大学進学に必要な英語4技能と英語での論理的思考スキルの習得を目的とした教育を実践しています。
3年間のカリキュラムを通して目指す英語力の指標としてIELTSを採用し、卒業時までに帰国生はIELTS Overall 6.5、一般生はIELTS Overall 5.5の達成を目指しています。

IDPは佼成学園のグローバルコースの目標に合わせ、IELTSに関する知見とリソースを活かしたアドバイスや支援を提供しています。具体的には、IDP公認のIELTS問題集を活用した試験対策授業の実施や、IDP公認のIELTSエキスパートによるワークショップ、公式模擬試験・本試験の団体受験など、IELTSに関わる取り組みを多数行ってきました。
模擬試験と本試験は、IELTS本試験会場である「IDP IELTS東京テストセンター」で実施。2023年7月には同会場でグローバルコース1期生が2回目のIELTS本試験を受験しました。
IELTS本試験の受験を終えたグローバルコース1期生(高3)

この試験では多くの生徒が目標スコアを達成し、IELTSを指標に設計された学習ロードマップが世界に通用する英語力を育んだことを示しています。
そして、IELTSを目標に据えた先進的な英語教育に加え、グローバルな進路を支援する学校の取り組みが評価され、今回の「IELTS推進校」認定に至りました。これまで国内での認定事例はなく、本ケースが初の事例となります。
佼成学園中学校・高等学校グローバルコース・プログラムディレクター 北野尚之教諭 コメント

グローバルコースの成果指標としてIELTSを導入し、高校1年時から段階的にIELTSに向けて生徒たちの英語力を思考力と共に育成してきた結果、高校3年の夏の時点で多くの生徒が目標スコアを達成できたことは大変嬉しい限りです。IELTSが基準になったことで、海外大学進学を目指す生徒や、国内の大学と海外の大学を併願する生徒も増えてきています。本コースが目指す『世界平和実現のために貢献できる真のグローバルリーダー』に向けて成長していく生徒たちの姿を頼もしく感じています。
