【IELTSリーディング対策】見出し選択問題の効果的な攻略法2つielts

【IELTSリーディング対策】見出し選択問題の効果的な攻略法2つ

by IDP IELTS — 2月 8th, 2021

IELTSアカデミック・モジュールのリーディングテストの「見出し選択問題」では、段落にふさわしい見出し(heading)を選択肢から選ぶことが求められます。紛らわしい選択肢がある場合が多く、受験者は混乱するのではないでしょうか。そこで本記事では、「見出し選択問題」を効果的に解く2つの攻略法をご紹介します。

≪目次≫

■「見出し選択問題」の注意点

■「見出し選択問題」が難しい6つの理由

■解き方その1:見出しから読む方法

ステップ1. 各見出しを読む

ステップ2. 見出し内のキーワードに丸をつけ、見出し同士の類似点や相違点を整理する

ステップ3. 段落の最初と最後の文章を読む

ステップ4. 段落にあった見出しを選択する

■解き方その2: 文章から読む方法

ステップ1. 各一つの段落を読む

ステップ2. 自分で見出しを考える

ステップ3. 選択肢内の見出しをみて、解答を選ぶ

「見出し選択問題」の注意点

そもそもIELTS受験がはじめてで、どんな問題形式があるのかわからない方もいらっしゃるかもしれません。そのような方はIELTS公式サイト(英語)の各問題形式の説明をチェックしてみて下さい。

 

「見出し選択問題」では、各段落に適した見出しを選択肢の中から選びます。

 

見出しとは、段落のタイトルに値するもので、段落の「主旨(main idea)」を表わすものです。選択肢の中には、主旨を説明するための「細部」も含まれる場合があります。多くの受験者が「主旨」と「細部」の違いがわからず、「主旨」としてどれを選べばよいか混乱してしまうのかと思います。

 

まずは、「主旨」と「細部」の違いを日本語でわかりやすく考えてみましょう。「主旨」に注目しながら以下の文章を読んでみてください。

 

<天気予報はいつでも正確とは限らない。予報が晴れの日に傘を持たずに外出し、雨に降られた経験は誰もがあるだろう。傘がなくて困ったことを天気予報のせいにしても仕方がない。天気予報は、気象予報士が雲の動きや気圧など、さまざまなデータを元に予想しているのだ。いくら気象予報士がプロとはいえ、空の動きを100%予想することは難しい。>

 

上記の文章の主旨を選んでください:

 

  1. 雨が降るかもしれないから天気予報を確認しよう
  2. 気象予報士はさまざまなデータから天気を予想する
  3. 天気予報が必ず当たるとは限らない
  4. 傘がなくて困った経験は誰にでもある

 

わかりましたか?主旨は「3. 天気予報が必ず当たるとは限らない」です。1.と2.と4.は主旨に関する補足説明や例などの詳細を述べています。段落が本当に伝えたい主旨が何なのか、注意してください。

「見出し選択問題」が難しい6つの理由

「見出し選択問題」が難しい理由は、以下の6つがあげられます。

 

①IELTSの他の問題と比べて解答に時間がかかる場合がある

②段落の数より選択肢の数が多い場合がある

③見出しを必要としない段落がある

④選択肢の中に似たような見出しが含まれる場合がある

⑤見出しが、段落の「主旨」ではなく「細部」を表わしている場合がある

⑥見出しと段落内で同じ言葉が使われていても、正解でない場合がある

 

選択肢の中の見出しの数は段落の数以上にリストアップされており、中には解答に使用しない見出しも含まれます。また、主旨が明確にわかってしまう段落は、問題として使用しない場合もあります。

 

このように、受験者が難しいと感じる「見出し選択問題」を効率よく解くために、以下の2つの解き方をご紹介します。

 

解き方その1:見出しから読む方法
解き方その2:文章から読む方法

 

2つの解き方は問題全体を読む順番が異なります。ぜひ、あなたに合った解き方をお選びください。

解き方その1:見出しから読む方法

最初に見出しを読み、文章の内容を大まかに整理してから、文章を読む方法です。「文章を読んでから見出しを選択しようとしても似たような見出しがあって迷ってしまう!」という方はこの方法を使うことで、悩みを解決することができますよ。

 

ステップ1. 各見出しを読む

 

選択肢にある各見出しを読みます。見出しの内容を別の言葉で言い換えることで、より理解が深まりますよ。

 

たとえば以下の見出しがあったとします。

Heavy snowfall creates huge traffic congestion across Tokyo

 

この見出しを自分の言葉で「東京で大雪による大渋滞が起きた」という具合に言い換えると、状況が理解しやすいです。自分の言葉で言い換える際は、日本語でも英語でも構いませんが、最終的には英語で言い換えられるとよいですね。英語の場合は”The snow caused traffic jams in Tokyo”などに言い換えられます。

 

ステップ2. 見出し内のキーワードに丸をつけ、見出し同士の類似点や相違点を整理する

 

「見出し選択問題」の選択肢にある見出しは、互いに似ていたり、正反対だったりします。見出し内のキーワード(名前、場所、日付、名詞など)に丸をつけることで、見出し同士の類似点や相違点を整理し、選びやすくすることができます。

 

ステップ3. 段落の最初と最後の文章を読む

 

選択肢内の各見出しの内容を整理できたら、段落を読み始めます。段落の最初と最後の文章に主旨が含まれていることが多いので、注意深く読みましょう。解答時間の節約にもなりなす。

 

最初と最後以外の文章に主旨が含まれることもあるので、段落全体をスキミングする力も大切です。スキミングとは、文章にざっと目を通し、全体の内容をざっくりと把握する方法です。文章を一言一句じっくり「読む」のではなく、文章をざっと「見て」だいたいの内容を理解します。

 

ステップ4. 段落にあった見出しを選択する

 

段落の見出しとして最も適切なものを選びます。わからなかった場合は次の段落に進みましょう。他の段落の見出しがわかってから戻ってくれば、選択肢が減るので、選びやすくなりますよ。見出しを選ぶ際には、見出しはあくまで「主旨」を表わしたものであって、「細部」を問題にしていない点に注意してください。

解き方その2: 文章から読む方法

最初に文章を読んでから見出しを選ぶ方法をご紹介します。文章全体を読んでから進める方が全体像を理解しやすいから得意だと考える人におすすめのやり方です。

 

ただし、文章から読む方法は相応の時間がかかるため注意が必要です。リーディングテストの制限時間は60分なので、「見出し選択問題」に20分以上費やさないように時間配分には気をつけましょう。

 

ステップ1. 各一つの段落を読む

 

1つずつ段落を読みます。主旨を特定するために、段落の最初と最後の文章を読むことに注力しましょう。

 

ステップ2. 自分で見出しを考える

 

読み取った内容を自分なりの見出し、または簡単な文章(仮の見出し)に要約してみましょう。要約した仮の見出し内には、その段落の主旨が含まれるようにしましょう。

 

ステップ3. 選択肢内の見出しをみて、解答を選ぶ

 

選択肢内の見出しを読んで、あなたが要約して考えた仮の見出しに最も近い見出しを選びます。わからなかった場合は、次の段落に進みましょう。選択肢のキーワードに丸印を付け、類似点や相違点を整理することも有効です。

まとめ

ご紹介した「見出し選択問題」を効果的に解く方法は互いに異なるので、テスト前に同じような問題を解いて、ご自身にあった解き方を試してみてください。今一度重要なポイントをおさらいしましょう。

 

  • 見出しは段落の「主旨」であって「細部」ではない
  • キーワードに丸をつけて、見出しの類似点や相違点を整理する
  • 時間に限りがあるため、適切な見出しを選べなかった場合は次の段落へ進む

 

「見出し選択問題」のように時間がかかる問題では、スキミングが欠かせないスキルとなります。スキミングの練習としておすすめの方法は、TwitterでCNNやBBCなどの英語ニュースのツイートをざっと読むことです。スマートフォンで気軽に試せますし、ツイートの文字数はざっと目を通すのに最適です。ぜひお試しください。

 

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※なおこちらの記事はIELTS公式サイトの試験対策ページ(英語)を参考に日本語で分かりやすくまとめて掲載しています。

本文を英語で読むことで、Reading力のUPにもなりますのでぜひこちらもチェックしてみてくださいね☆