【IELTSリーディング対策】True/False/Not Givenの違いを徹底解説!

by IDP IELTS — 6月 9th, 2021

IELTSのリーディングテストでは、設問で問われている内容が”True(正しい)”か、”False(誤り)”か、”Not Given(記載がない)”かを選択するタイプの問題があります。

True, False, Not Givenの判定方法は少々複雑なので、もし受験者に最も苦手なリーディングテストの問題のタイプは何と聞いたら、きっと「True, False, Not Given問題」と返ってくると思います。

そこで本記事では「True, False, Not Given問題」を効率よく解くコツをご紹介します。IELTSリーディングテストのスコアを上げたい方は必見です!

≪目次≫

True, False, Not Given問題とは?

True, False, Not Given問題を効率よく解くコツ

■まとめ

True, False, Not Given問題とは?

True, False, Not Given問題では、まず初めに「長文」と「設問」が与えられます。そして「長文」の内容をもとに、「設問」の文章がTrue, False, Not Givenのどれに該当するかを判断します。

True, False, Not Givenそれぞれの定義は以下のとおりです。

  • True:「長文」と「設問」の内容が一致している
  • False:「長文」と「設問」の内容が矛盾している
  • Not Given :「設問」の内容に該当する情報が「長文」に存在しない

本記事では例題を使って「True, False, Not Given問題」を効率よく解くコツをご紹介します。

True, False, Not Given問題を効率よく解くコツ

IELTSリーディングテストの出題数は40問で、制限時間は60分です。長文をすべて読んでいると時間が足りなくなってしまう恐れがあります。そこで、「True, False, Not Given問題」を効率よく解答するためには、以下の順番で読み進めることをおすすめします。

<設問1→長文→設問2→長文→設問3→長文……> 

先に設問を読み、長文内のどのような内容についてTrue, False, Not Givenを判断する必要があるかを把握することで、追って「長文」を読んだ際に根拠となる箇所を効率よく見つけられます。

本記事では、キュリー夫人でおなじみの科学者、マリ・キュリーを題材とした長文と設問を例に解説していきます。詳しい解答のコツをお伝えする前に、まずは英語の長文と設問をお読みください。

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The life and work of Marie Curie

Marie Curie is probably the most famous woman scientist who has ever lived. Born Maria Sklodowska in Poland in 1867, she is famous for her work on radioactivity, and was twice a winner of the Nobel Prize. With her husband, Pierre Curie, and Henri Becquerel, she was awarded the 1903 Nobel Prize for Physics, and was then sole winner of the 1911 Nobel Prize for Chemistry. She was the first woman to win a Nobel Prize.

From childhood, Marie was remarkable for her prodigious memory, and at the age of 16 won a gold medal on completion of her secondary education. Because her father lost his savings through bad investment, she then had to take work as a teacher. From her earnings she was able to finance her sister Bronia’s medical studies in Paris, on the understanding that Bronia would, in turn, later help her to get an education.

In 1891 this promise was fulfilled and Marie went to Paris and began to study at the Sorbonne (the University of Paris). She often worked far into the night and lived on little more than bread and butter and tea. She came first in the examination in the physical sciences in 1893, and in 1894 was placed second in the examination in mathematical sciences. It was not until the spring of that year that she was introduced to Pierre Curie.

Adapted with permission from Encyclopaedia Britannica, 2007 by Encyclopaedia Britannica, Inc.

  1. Marie Curie’s husband was a joint winner of both Marie’s Nobel Prizes.
  1. Marie became interested in science when she was a child.
  1. Marie was able to attend the Sorbonne because of her sister’s financial contribution.

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ここからは効率よく解答するコツを解説していきます。

True, False, Not Given問題の長文を読む際には「スキャニング」が便利です。スキャニングとは、長文を読みながら特定の情報(キーワード)のみをピックアップする方法です。

設問1では、husband(夫)、joint winner(共同受賞者)、 Nobel Prizes(ノーベル賞)がスキャニングで使うキーワードになります。キーワードを意識しながら長文を読みましょう。

本記事ではTrue, False, Not Givenの根拠となる箇所を赤字にしています。ぜひIELTS本番でも、スキャニングしながらご自身で下線やハイライトを引いてみてください。

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【設問1】

Marie Curie’s husband was a joint winner of both Marie’s Nobel Prizes.

(マリ・キュリーの夫は、マリの2つのノーベル賞の共同受賞者であった)

【長文】

The life and work of Marie Curie

(マリ・キュリーの生涯)

Marie Curie is probably the most famous woman scientist who has ever lived. Born Maria Sklodowska in Poland in 1867, she is famous for her work on radioactivity, and was twice a winner of the Nobel Prize. With her husband, Pierre Curie, and Henri Becquerel, she was awarded the 1903 Nobel Prize for Physics, and was then sole winner of the 1911 Nobel Prize for Chemistry. She was the first woman to win a Nobel Prize.

(マリ・キュリーは恐らく最も有名な女性科学者である。1867年にマリア・スクウォドフスカとしてポーランドに生まれた彼女は放射能の研究で有名で、ノーベル賞を2度受賞した。彼女の夫ピエール・キュリー、アンリ・ベクレルとともに、1903年にノーベル物理学賞を受賞した。その後、1911年には単独でノーベル化学賞の受賞者となった。彼女はノーベル賞を受賞した初めての女性であった。)

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長文の中でポイントとなるのは “sole(唯一の)”という箇所です。マリ・キュリーが1回目にノーベル賞を取った際は夫のピエール・キュリーと、アンリ・ベクレルと共同で受賞しましたが、2回目の受賞は単独のものでした。

ということで、設問1の解答はFalseです。

続いて設問2では、interested in science(科学に興味をもった)、child(子ども)がキーワードになります。キーワードをスキャニングしながら長文を読んでいきましょう。

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【設問2】

Marie became interested in science when she was a child. 
(マリは子供のころに科学に興味を持ち始めた)

【長文】

From childhood, Marie was remarkable for her prodigious memory, and at the age of 16 won a gold medal on completion of her secondary education. Because her father lost his savings through bad investment, she then had to take work as a teacher.

(マリは幼少期より驚異的な記憶力を持ち、16歳で中等教育を修了した際には金メダルを獲得した。父親が投資で失敗して貯蓄を失ったために、その後彼女は教師として働かざるを得なくなった。)

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幼少期のマリの記憶力が優れていたこと、中等教育修了時に金メダルを獲得したことについては記載がありますが、科学に興味をもったことについては記載がありません。

「記載がない」ということで、設問2の解答はNot Givenです。

長文に書いてある情報のみをたよりに、True, False, Not Givenを判断しなければなりません。

「マリは記憶力がよくて優秀だったのだから、きっと科学に興味をもっていたのだろう」と想像してTrueを選ぶのは間違いです。また「記載がないから」という理由でFalseを選ぶことも間違いです。設問の裏付けとなる情報の記載がない場合はNot Givenを選びましょう。

最後に設問3では、Sorbonne(ソルボンヌ大学)、sister’s financial contribution(姉の経済的援助)がキーワードになります。キーワードをスキャニングしながら長文を読んでいきましょう。

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【設問3】

Marie was able to attend the Sorbonne because of her sister’s financial contribution.

(マリは姉の経済的援助によってソルボンヌ大学に通うことができた)

【長文】

Because her father lost his savings through bad investment, she then had to take work as a teacher. From her earnings she was able to finance her sister Bronia’s medical studies in Paris, on the understanding that Bronia would, in turn, later help her to get an education. In 1891 this promise was fulfilled and Marie went to Paris and began to study at the Sorbonne (the University of Paris).

(父親が投資で失敗して貯蓄を失ったために、その後彼女は教師として働かざるを得なくなった。彼女は自分の稼ぎで、パリで医学を学んでいた姉ブローニャの学費をまかなった。そうすれば後々、マリも教育を受けられるようブローニャが支えてくれるであろうという理解のもとであった。1891年にこの約束は果たされ、マリはパリに行き、ソルボンヌ大学で研究を始めた。)

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先にマリが教師の稼ぎで姉の学費を払い、その後お返しに、姉がマリの学費を払ってくれたことがわかりますね。

ということで、設問3の解答はTrueです。

まとめ

True, False, Not Given問題のルールと効率よく解くためのコツはわかりましたか?

今一度True, False, Not Givenそれぞれの定義をおさらいしましょう。

  • True:「長文」と「設問」の内容が一致している
  • False:「長文」と「設問」の内容が矛盾している
  • Not Given :「設問」の内容に該当する情報が「長文」に存在しない

続いて、True, False, Not Given問題を解く上で重要なポイント3つをおさらいしましょう。

  • 設問1→長文→設問2→長文→設問3→長文……の順番で読む
  • 設問内のキーワードに注目しながら長文をスキャニングする
  • 長文に書いてある情報のみをたよりにTrue, False, Not Givenを判断する

True, False, Not Given問題は「読めば必ず答えが見つかる」ので、コツを掴めば得点源となるはずですよ。皆さんのIELTS受験を応援しています!

 

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※こちらの記事はIELTS公式サイトの試験対策ページ(英語)を参考に日本語で分かりやすくまとめて掲載しています。

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